ぼっちはスクールカーストで何軍なのでしょうか?
この記事では、ぼっちとスクールカーストの関係性について解説しています。
スクールカーストとは?
スクールカーストとは、学校で見られる上下関係の階層(カースト)構造を示しています。
小学校の高学年から中学・高校で発生し、「1軍・2軍・3軍」「A・B・C」などと呼ばれるグループに分断される現象を指します。
人気度やコミュニケーション能力などが要因となった上位グループと中位・下位グループで構成されていることがほとんどです。
ぼっちはスクールカーストで下位
ぼっちはスクールカーストで下位になることが多いです。
なぜなら、スクールカーストの特性と「ぼっち」は非常に相性が悪いからです。
スクールカーストはグループでできている
スクールカーストは、グループ単位で、順位づけされます。
1軍の見た目をしていない人でも、1軍と行動をともにしていれば、1軍と認識される場合があります。
個人個人で1軍と判断されるというよりは、所属グループが1軍かどうかで、評価されるのです。
参考:どんなグループがスクールカーストで上位になりやすいのか?
ぼっちは、1人でいることが多く、グループで形成されるスクールカーストとの相性が悪いと言えます。
ぼっちはいじめられる対象になる可能性がある
ぼっちほど、いじめの対象になるリスクがあります。
集団の結束力を高めるのに、集団以外の人間を排除することがよく見られます。
学校も例外ではなく、グループに所属していない人に陰口や悪口、無視などのいじめは横行しています。
いじめられやすい構造によって、スクールカースト下位になっている側面もあります。
参考:いじめの原因はスクールカースト?いじめとスクールカーストの関係とは?
ぼっちでも能力があればいい
ぼっちでも能力があれば、スクールカーストで下位になることはありません。
能力があるけれど、1人でいる人は一匹狼と呼ばれたりしています。
一匹狼の特徴とは?
一匹狼のような人はスクールカーストに属さないことが多いです。
一匹狼のような人は以下の特徴持っています。
- 他人の価値観に興味がない
- 他の人を超える能力を持っている
- 自分の軸を持っている
参考:【無所属?】孤高の一匹狼がスクールカーストの外にいる理由
他人を気にしないことによって、スクールカーストを意識することはありません。
能力があることによって、他人から攻撃されることもありません。
能力があればスクールカーストの外にいける
能力があればスクールカーストの外にいけます。
1軍の生徒は、自分の地位を守るために行動します。
能力のある生徒を攻撃することによって、自分の地位が脅かされるのを恐れています。
そのため、1軍の人は能力のある人には、近づかないのです。
ピアノであったり、運動能力であったり、勉強であったり、と能力は様々な指標があります。
スクールカーストを気にせずに生きるなら、何かの能力に秀でるのが一番です。
社会に出ても役に立つ能力を手にすることができます。
ぼっちのメリットは?
スクールカーストで下位のぼっちにもメリットはあります。
メリットは以下の2点です。
- 自分の好きなことに時間を使える
- 人間関係の衝突が起きない
それぞれ解説します。
メリット1:自分の好きなことに時間を使える
ぼっちであることのメリットは、自分の時間を自由に使える点です。
ぼっちの生徒は、グループ活動や人間関係からの付き合いから解放されています。
自分の趣味や興味を追究する時間が膨大にあるのです。
映画・プログラミング・アニメ・勉強などのことに、人生で一番大事な時間を使えます。
ぼっちの最大のメリットは、自分の時間が多いことにあります。
メリット2:人間関係の衝突が起きない
ぼっちの2つの目のメリットは、人間関係のトラブルから距離をとれることです。
人との関係性が薄いと、人間関係のトラブルが減ります。
心理的ストレスを大幅に削減することができるのです。
教員をしているときに、生徒の悩みやトラブルは99%人間関係でした!
人間関係について、気にしないだけで、学校生活のトラブルの99%をなくしたようなものです。
自分の時間と同じくらい、人間関係の衝突が起きないこともぼっちのメリットだと言えます。
ぼっちのデメリットは?
ぼっちにはデメリットもあります。デメリットは以下の通りです。
- グループを作る授業が苦手
- 人間関係を調節するスキルが身につかない
それぞれ解説していきます。
デメリット1:グループを作る授業が苦手
ぼっちは、グループ活動で困難を感じることがあるかもしれません。
最近、増えていきているグループ型の授業では、みんなと協力する必要があります。
他の人と協力して成績がつけられるときもあり、学校生活において全くコミュニケーション能力が必要ないことはありません。
コミュニケーションをとらなければ進まないときなどは、困惑する可能性があります。
デメリット2:人間関係を調節するスキルが身につかない
ぼっちは、人間関係の調整やコミュニケーションスキルを磨く機会を失う可能性があります。
学校は良くも悪くも強制的にコミュニケーションを求められる場所であり、将来の練習でもあります。
だから、スクールカーストが起こるんですけどね!
人間関係に関するスキルは、将来的にどの職場に行っても、ほとんどの場面で求められます。
それこそアニメのクリエーターになったとしても、求められるでしょう。
社会に出るとコミュニケーションができないと、不遇の扱いを受けたり、人が何も言わずに離れていく場合があります。
コミュニケーションによって、カーストの順位の一部が決まるという面においては、スクールカーストにも認めるところがあるのかもしれません。
ぼっちは学校でどう生きるべき?
では、ぼっちは学校でどのように生きるべきなのでしょうか。
理由とともに解説していきます。
ぼっちのままでいい
結論、ぼっちはぼっちのままで大丈夫です。
人それぞれ異なる価値観や異なる背景を持っています。
自分の気持ちや考え方が、大多数の人と同じであるとは限りません。
自分らしい生き方をするのが一番です。
もし、自分は本当はぼっちが嫌であるのに、「ぼっちの方が心地よい!」と言いきかせたいなら話は別です。
しかし、本当に自分はぼっちでいいと思っているのに、周りを気にして、自分を変える必要はありません。
参考:スクールカーストを気にする理由と気にしなくてもいい理由とは?
人間関係を調節するスキルは必要
ぼっちであっても多少の人間関係の調整やコミュニケーションスキルを持つことは重要です。
全く人と話さずに、日常生活を送る人はほとんどいないからです。
パソコンの仕事についたとしても、契約や納期などの話し合いは必ず行われます。
自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを理解し、両方が納得できる議論の方法くらいは必要なコミュニケーションスキルと言えます。
自分が熱中できるスキルを磨くのが優先
ぼっちは、自分が熱中できるものを見つけるのが大切です!
すでに熱中できるものを持っている人は、迷わず続けましょう!
自分の興味・関心は専門性という形であなたのスキルになる可能性があります。
何もない人はとりあえず、勉強を始めてみましょう!
まとめ
まとめましょう。この記事では以下のことを解説しました。
- ぼっちはスクールカーストで下位である
- スクールカーストを意識してぼっちを抜け出すことは考えなくていい