クラスに面白い人っていますよね?
そういった人はスクールカーストで何軍に位置するのが多いのでしょうか。
この記事では、スクールカーストと面白い人の関係について解説しています。
スクールカーストとは?
スクールカーストとは、学校で見られる上下関係の階層(カースト)構造を示しています。
小学校の高学年から中学・高校で発生し、「1軍・2軍・3軍」「A・B・C」などと呼ばれるグループに分断される現象を指します。
人気度やコミュニケーション能力などが要因となった上位グループと中位・下位グループで構成されていることがほとんどです。
学校で面白い人の特徴は?
そもそも学校で面白い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
結論を言えば、周囲を笑わせられる人、となるのですが、もう少し具体的に以下の観点から考えていきます。
- 常識とは違うことを言う
- ユーモアがある
- いじられ上手
1つずつ解説します。
特徴1:常識とは違うことを言う
面白い人は常識とは違うことを言う特徴があります。
だいたいの人は普段の会話から、なんとなくの流れや終着点を考えながら話しています。
しかし、面白い人は突然意外性のある発言や言い方などで周囲を驚かせます。
「なんておかしい人」という風に周囲が笑うわけです。
滑るかもしれない、というリスクを抱えているため、割と勇気が必要な行動だったりします。
特徴2:ユーモアがある
面白い人はユーモアがある発言することも多いです。
ありえないことを言ってみたり、大袈裟な具体例を使ったりします。
この調味料がないと、もう生きていけない。
和歌山県って、行くのにパスポート必要なところ?
などのような感じです。
なんとも文字にすると面白くないものですね!
クラスの中で、独自の視点がある人は意外性のある人物と捉えられ、「面白い人」認定されることでしょう。
特徴3:いじられ上手
面白い人は、いじられ上手であることも多いです。
自分がいじられた時に、適切に会話を返しつつも、雰囲気を明るく保つことができます。
よくいじる人の方が、クラスで人気ですが、明らかにいじられている人の方がコミュニケーション能力は高いです。
周りの雰囲気を大事にしたり、少しでも傷ついてることを顔に出さなかったりと、今もいじられて周りを笑いに変えている人には頭が上がりません。
しかし、学校では単純な人間関係が注目されるため、いじる方が権力が上に見えてしまいます。
悲しいことですね。
面白い人はスクールカースト1軍か2軍
面白い人はスクールカースト1軍か2軍などの上位に位置することが多いです。
面白い人がスクールカースト1軍の場合
面白い人がスクールカースト1軍の場合は、以下のような特徴を持っています。
- 多くの人間を交えて面白いことが言える
- 教師などにいじられてもおもしろいことが言える
- 誰かをいじることによって笑いを得ている
教師にいじられても、うまく返したりして、教師すら味方につけることがあります。
ただし、人気があるから面白く感じるのか、面白いから人気があるのかは慎重になる必要があります。
「1軍の人が言っているから、みんな笑っている」というのが多いです。
文字起こしすると、だいたいおもしろくないですからね!
面白い人がスクールカースト2軍の場合
面白い人がスクールカースト2軍にいる場合もあります。
以下のような特徴を持っている場合は、面白い人でも2軍でいることが多いです。
- ニッチなところで面白いことが言える場合
- 誰かにいじられることによって笑いを得ている場合
- クラス全体との関わりは少ない場合
2軍の場合は、多くの人を巻き込めないけれど、小さいグループで面白い人が多いです。
ニッチな分野で面白いことが言えたり、少数の人に刺さる言葉を言えたりする人は2軍の場合が多いです。
社会に出て、活躍するスキルは実は2軍の面白スキルかもしれません。
面白い人がスクールカーストで上位になる理由
面白い人がスクールカーストで上位になる理由は、人の注目を集めやすいからです。
普通の人は、面白い時間を過ごしたいと思っています。
面白い人のもとに人が集まり、人気が出るのは必然的です。
人気はスクールカーストで上位になるための、基準です。
いじられても大丈夫
スクールカーストで上位になる人はいじられても返せる人は多いです。
以下のグラフは、とある中学生を対象にして行われたアンケートです。
「クラスで馬鹿にされるが対処できている」と答えた人は、男子は特にカースト上位となりました。
いじったり、いじられたりする場所には、「笑い」が生まれます。
クラスの注目度は集まり、スクールカースト上位であると認識されていきます。
参考:【比較】スクールカーストの一軍・二軍・三軍の学校生活の違い3選
ムードメーカーになれる
面白い人は、クラスでムードメーカーになることが多いです。
クラスの雰囲気が沈んでいる時やイベント・行事で盛り上げ役として活躍することができます。
クラスの雰囲気をコントロールできる点で、クラスの中で重要な役割を担っており、結果、人気になっている場合があります。
特に、テンションが上下する場面では、学校生活の楽しさに関わってくるので、クラスの注目は一段と集まります。
クラスのムードを調節できる人ほど、カーストでは上位になるでしょう。
スクールカーストとコミュニケーション
スクールカーストとコミュニケーションには密接な関係があります。
学校生活はほぼ会話で成り立っているものであり、クラスでいう閉じられた空間では、コミュニケーション能力は必須スキルと言えます。
スクールカーストではコミュニケーション能力が重要
スクールカーストでは、コミュニケーション能力は非常に重要です。
友人関係の形成、情報共有、グループ活動、日常のさまざまな場面は会話によって進行しています。
会話によって、有利にもなれば不利にもなる場面も多く存在します。
スクールカーストは、コミュニケーション能力が大きく関わってきます。
参考:スクールカーストはコミュニケーション能力で決まるのか?
面白い人はコミュニケーション能力が高い
面白い人はコミュニケーション能力が高いことが多いです。
面白いことが言える人は、だいたいの空気を読めたり、相手の気持ちがわかったりするために、ユーモアあふれる言葉が言えます。
相手に合わせて、面白い言葉を変えられる人が多いです!
コミュニケーション能力が高いとスクールカーストで上位になれます。
面白い人はコミュニケーション能力が高い傾向にあるため、スクールカーストで上位になれる確率が上昇するのです。
面白ければスクールカーストで上位になれるのか?
面白ければスクールカーストになれるのでしょうか?
答えは、半分正解で半分不正解です。
ユーモアがあれば乗り切れる
実際、学校ではユーモアがあれば乗り切れる場面は多いです。
教師に怒られたり、友人ときまずい状態になっても、ユーモアがあれば乗りきれます。
ユーモアある発言をし続ければ、クラスで重要なポジションにつくことが多くなるのは事実です。
つまり、スクールカーストで上位になることができるようになるでしょう。
面白いだけではスクールカースト上位になれない
しかし、面白いだけではスクールカーストで上位にはなれません。
スクールカーストは複数の要因によって、決まっているため面白さやコミュニケーション能力だけでは決まりません。
場合によっては、嘲笑われているだけの場合もあります。
面白ければスクールカーストで上位になれる保証はないと言えます。
まとめ
まとめましょう。この記事では以下のことを解説しました。
- 面白い人はさまざまな能力を持っている
- 面白い人はカーストで上位になりやすい
- ただし面白ければスクールカーストで上位になれるわけではない